日本男女性别职业分工的讨论(日语论文)

摘  要
近年来，特别是工作领域人们在呼吁男女平等、女性的地位不断提高，越来愈多的女性参与到社会活动中。但是在经济发达的日本，[男人主外，女人主内]的这种传统的性别分工意识依然普遍的存在。事实上长时间工作特别是对于承担着工作和家庭双重劳动的女性而言，是相当沉重的负担。到目前为止，想要尽快改变传统意识是件很困难的事情。所以应该从学校的教育等开始，逐步改变人们的传统性别分工意识，形成一个男女平等的接受教育，没有性别差异的社会。
现在，关于工作和家庭意识也正在发生变化。“家庭优先，但同时也要兼顾工作”的女性正在增多；另一方面，“工作优先，但同时也重视家庭”的男性与以前相比也有所增加。但是他们对女性工作的态度是，在家庭和孩子的教育完成的前提下才主张女性出去工作。换句话说，要减轻女性的家庭负担，如果没有必要的社会保障制度（男性教育孩子），对于想要在家庭和事业中找到平衡的女性来说也是不可能的。因为性别分工的原因，对于即使结婚，工作和家庭都想要权衡的女性来说，只有推迟结婚。另一方面，对传统性别意识分工持否定态度，即性别分工的意识正在发生转变的男性的增多，也对女性就业意识逐渐提高，积极参与社会活动等起到积极的作用。

关键词：男女平等　性别职业分工　意识变化　原因　影响

要  旨
近年、男女平等が大きく叫ばれていて特に職場での見直しが行われてきている。しかし、「男性は仕事、女性は家事」という伝統的な男女の役割分担が長い間“当たり前のこと”とされてきた日本の社会が性別役割分業が根強く残っている。長時間働きは女性、とりわけ職業生活と家庭生活をさせようという女性にとって、かなり重い負担を生じさせている。今まで続いてきた考え方をすぐに変えることは難しいことである。だか、学校教育などをきっかけに男女平等が浸透し、性別役割分業がない生活を送ることができるようになることが必要である。
現在、仕事と家庭についての意識は変化しつつある。女性は家庭優先から家庭も仕事もという両立の考え方が増加しており、男性も仕事優先から家庭も重視する人が増加している。しかし、それはあくまでも、女性が仕事を持つのはいいが、家事や育児はきちんとするべきであるということを前提としている。女性が家庭生活からの負担を減らすと言い換えれば、男性のほうは育児ができるような社会的保障制度を作らないと女性が本当に家庭と事業両立のバランスということは考えられないだろう。性別役割分業が根強いため、結婚をしても仕事を続け家庭と仕事を両立させたいと望む女性は結婚が遅れてしまう。その一方で、性別役割分業に対する意識には変化が見える。「夫が外で働き、妻は家庭を守る」という伝統的な性別役割分業観に否定的な意識を持っている男性の増加は、女性の社会参加意識にプラスの影響を与えている。

キーワード：男女平等　性別役割分業　意識変化　原因　影響
 
目  次  9000字
1　はじめに 1
2　日本における女性雇用の特徴と性別役割分業意識の変化 2
2.1　日本における女性雇用の特徴 2
2.2　日本における性別役割分業の現状 2
2.3　性別役割分業に関する意識変化 3
3　性別役割分業意識変化の原因とその影響について 5
3.1  性別役割分業意識変化に及ぼす影響要因 5
3.1.1  女性のライフスタイルの多様化の影響 5
3.1.2　人々の男女平等の意識の影響 6
3.1.3　男性の家庭意識の変化の影響 7
3.2　性別役割分業意識の変化の影響について 7
4　まとめ 9
参考文献 10
謝辞 11